オルタネーター(ダイナモ)
オルタネーターの調子が悪くなってきた場合、故障個所の特定ができれば、例えばベアリングの交換だけで済んだり、ブラシの交換だけで済んだりする場合もあります。
ただ、ベアリングや摩耗したブラシを交換をした場合でも、結果として早い時期に別の故障個所が出てくることも多いので、昔とは違い最近ではネットで比較的低価格で購入できるリビルトオルタネーターに交換する人が増えています。
保証もほとんどが1年ついていますので、おススメです。
車種にもよりますが、リビルトオルタネーターならDIYで簡単に交換できるものもあります。
修理費用は少しでも低価格に抑えたいと思うのは、皆同じだと思いますが、なおったと思った矢先にまた故障…、となると時間的な手間もばかになりません。
リビルトオルタネーターをネットで購入する際は、信頼できるリビルト品販売のネットショップ
を選ぶことが大切です。
また、安すぎる物に手を出すのも避けたほうがいいでしょう。
一時期のセールなどで価格が抑えてあるものではなく、常時低価格で販売されているものは要注意です。
低価格の物には低価格の材料が使われています。
信じられないことに、オルタネーターのケースにヒビが入っていたり、カケていたりする物を『テストOK』で出荷している業者もいます。
流石に、すぐに新しいものと交換してはもらえますが、見ただけで分かる不良個所があるものの中身はいったい…?と不安になってしまいます。残念ながら当然のごとく、中身もお粗末です。
自動車を効果的に長持ちさせたいのでしたら、最安値のリビルト品には手を出さないほうが無難です。
オルタネーターが発電しなくなってしまった場合は、新しい部品と交換するのがベストです。
発電しなくなってしまったオルタネーターの故障個所を特定して、ブラシ交換などの修理する方法もありますが、最近では部品が多くでまわっていますので、新しいオルタネーターに交換する人がほとんどです。
ブラシが摩耗しているからとブラシを交換しても、故障個所が他にも見つかったり早い時期に劣化してしまったりすることが多く、費用的にも新しいオルタネーターと交換した場合とかわらなくなることが多いです。反面、手間ばかりが余分にかかりますから、手軽に入手できるリビルトオルタネーターや中古のオルタネーターに交換する人が多いわけです。
オルタネーターを交換する際に利用される種類として、中古品、リビルト品、新品があります。
どの種類の部品を選択しても、交換する際にかかってくる工賃は同じですから、部品の差はそのまま修理費用の差となります。